金子歯科クリニック

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夏の終わりに思うこと

2011/09/08

毎年、7月8月のこの時期に海外赴任から一時帰国する家族が数組訪れる。お子さん達の新学期の前に帰国して、歯科検診を受けるためだ。
もちろん、ご両親も受診されるのだが、ほとんどの赴任先(アメリカ・中国・マレーシア・タイ・イタリア・ブラジルなど)では、診療は受けない。または受けたくないと云う。
医療費が高いのはもちろんであるが、必要以上に大事になったり、歯が痛い=抜歯になったりするところもあるからだと言う。
アメリカなどは、自費関連の治療については、日本での費用負担と大差はないようであるが、いわゆる日本での保険適応の治療の方がかなり高額になってしまい、また保険適応範囲も少ないと話す。
海外赴任者のお話を伺うと、医科も歯科も諸外国に比べ、安くて公正・安心な医療サービスが受けられるのは間違いないようだ。
言語の壁のある海外では、医療機関を訪れるのは不安であろう。
また、半年後・1年後に何事もなく、活躍して帰国してほしいものである。

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